プレスリリースニュースメディア PressPlatinum(プレスプラチナ)の裏話

テック系プレスリリースニュースを紹介するメディアPressPlatinum(プレスプラチナ)の裏話を紹介していきます。

SEOが終わる時、SEOをやめる時。アプリ、AI、IoT、SNSはSEOを終了させるのか?

 

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このSEO記事は、SEO技術には触れません。

読者対象として、webマーケをしていたり、自分でサービス開発したり、あるいはSEO業者だったり、という方を想定しています。なので、SEO技術を知りたい方は別のサイトを探してください。

 

今回はプレスリリースニュースメディアのプレスプラチナの話ではないです。

 

 

SEOの何を書くのか?

DeNAウェルクの一件があり、PressPlatinumでも【追記】DeNAパレット壊滅に。welq(ウェルク)mery(メリー)の炎上閉鎖対応からサイバーエージェント・リクルートの対応までのニュース全部まとめというタイムラインで事実や考察を書いた記事が大いなるアクセスを生んでくれました。MERYやiemoを始めとしたDeNAパレットの功績は、SEO施策によりアクセス増加に寄与し、その旨味は東証一部上場企業でも欲しい結果が得られるという事を、世間一般に周知した事なのではないかと思います。

 

この記事では、SEOの代わりになり得る事柄についてや、それによりSEOをやめる時について独自の考えをまとめたものです。いろいろ過去に読んだものの知見も含めているので似ている部分はあるかもしれませんが、完全オリジナルなはずなので、はてブがついたらうれしいかもしれない。

 

SEOはなんのためにやるのか

代わりになるものの話の前に、SEOの目的について軽く触れておく。

 

SEOは何か伝えたい事があり、webサイトを持っている人が、たくさんの人に認知してもらう事が普遍的な目的だと私は考える。

伝えたい事が、ECサイトの安売りだったり、イベントのお知らせだったり、SMAP愛してるってことだったりする。

 

webサイトを自力で立ち上げるには、サーバーを借りてドメインを取得すれば、誰でも可能だが、陸の孤島になってしまい、そこにその情報がある事を誰も知らないところから始まる。

一方アメブロはてなブログでは、そのひとつひとつの記事への誘導を行ってくれるので、孤島ではなく道ができる。

 

道ができれば、人が発見でき、買物や集客や自己満足などの目的も達成可能になる。

 

SEOは悪なのか?

結論、SEOは悪ではないと私は考える。

山の中に店を作っても人が来ないから、道を整備して、道が賑わい、街ができ、産業ができ、雇用が生まれる。

その成り立ちをオンライン化したのがSEOというだけのことだと思うのだ。

 

SEOにより、検索数の多い単ワードで一位に来れば、人は高速道路の開通かのようにやって来る。最近ではそれが難しいから、二単語や三単語の複合ワードでのSEOにより、小道、裏路地をたくさんつくって濃い客を引き寄せる。

 

SEOは当たり前のことをやっているだけなのだ。

 

SEOが終わる時

SEOが終わる時は集客の代替技術に完全にシフトした時、あるいは検索ロジックが完成し、ゆるがない完璧な検索結果になった時である。

 

たとえば、代替技術には、AI、レコメンド、タイムライン、アプリ内検索、IoTなどがあげられるだろう。

 

AIはSEOの代わりになるのか

AIに関してはなんでも可能になるのではないかという期待を持っている人もいるくらい、万能視されている。たとえば知りたいことに対してチャットボットや音声でAIに相談したら、最適な回答を返してくれる。一見Google検索結果を利用しなくなるかのように見える。しかし、AIは自分自身でなんでも考えるわけではなく、背景となる情報源が必要となる。その場合に裏側では検索結果を利用し続ける可能性はあるだろう。

 

レコメンドやSNSのタイムラインはSEOの代わりになるのか

アプリの中での検索、サービス内でのレコメンド、SNSのタイムラインについて考えると、一見SEOはなくても情報は伝わる気もしてしまう。

しかし、そのサービス内に始めに投入される情報はどのように選ばれるのか。誰かがデータを集めているか、投稿しているはずだ。オフラインで情報収集している人はどれだけいるだろうか。

 

また、そのアプリやサービスとはどのように出会うのか。

 

結果、SEOが重要になる。

 

IoTはSEOの代わりになるのか

アマゾンダッシュを買えば、検索なくいつものものが買える。それならSEOは不要なのか。

 

アマゾンダッシュをどのように知っただろうか?広告だろうか?PR記事だろうか?買う前にクチコミは調べなかっただろうか?使い方は調べなかっただろうか?

もともとアマゾンユーザーで、アマゾン内広告で知ったとしても、アマゾンのことはどのように知ったのだろうか?何かの書籍をさがしていたら検索結果に出てきて、他の商品も見始めて、会員登録して、何か買おうと思って訪れたら、アマゾン内広告にであったのではないだろうか?

SNSに流れてきたとしても、その元をたどれば、これまで話してきたような情報のながれだろう。

 

IoTでも、サービス認知の原点はSEOに支配されていると言っても過言ではない。

 

 

完璧な検索ロジックをGoogleが見つけてしまったら

今までGoogleは、論文で引用が 多いと信憑性が高いというロジックから始まり、200以上の指標で検索結果を決めてきた。

業者がロジックを分析しては、Googleは対応してきた。

対応が必要になるということは、Googleは真に正しい検索結果を返せていないから、SEO対応がされているものを、真に正しい内容より上位表示してしまうから、ということだろう。

 

しかし、SEO対応されているかどうかで検索順位がかわらず、真に重要なものが検索順位の上位表示されるようになれば、市場規模430億円ともいわれるSEO産業自体が壊滅することになるのだ。

 

SEOの終わりは、Googleが作る。

 

 

SEOをやめる時

SEOの代替技術が出始めても、元ソースを見つけるためにGoogleを使っていたり、代替技術に出会うためにGoogleが必要である以上、当面SEOは無くならないはずだ。ただ、AIを使う時、SEOで上位に表示されても、加工後のエッセンスしか伝わらなければSEOの効果は減衰してしまう。

 

Googleも一気に真に完璧な結果を返すためには時間がかかる。まだ当面SEOは意味あるはずだ。

しかし小手先のSEOは意味が減衰していくだろう。

 

効果が減衰していく中で、効果とコストのバランスを見ざるを得ない。SEOを外注している場合は、効果が発注金額と実装金額を上回っているか。内製している場合は分析、企画、実装の人件費を他に回して、サービスや製品品質を向上させるよりも効果が上回るのか。

 

一方SEOにかけるコストも減少するはずだ。おそらくSEOを踏まえた一般的な構造部分はそれこそAIが提案できるようになるだろうし、記事が必要でもAIが執筆できるようになるだろう。海外では実際にAIが執筆するサービスも登場してきている。日経新聞でも決算の内容ならAIに書かせてしまうというテストも始めている。

 

安く簡単に自動的にSEO対策をしてもなお、効果よりコストの方がかさんでしまうとなった時が、本当のSEOのやめどきだろう。

 

結局いつまでも対策は続く

SEO単体で結果を見ることはできなくなるということではないだろうか。SEOで順位をあげても、ランディングしたページがつまらなくて、途中でそっと閉じてしまうのでは、目的も満たさない。必要な人に、必要なことが、必要な品質と分量で届き、結果まで出すこと。ちゃんとしたSEOのセミナーとかで言われてることに近い内容に帰結してしまうが、そういうことなのではないだろうか。

 

 

PressPlatinumの裏話、はじめました - WEBサービスとミニ四駆の類似点

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2016年9月29日に1つめの記事をアップした

プレスリリースニュースメディア PressPlatinum(プレスプラチナ)

ですが、3か月トライアル運営してきて、累計3万PVになったということで、ニーズが見えてきたりSEO面でも上がり始めてきたということもあり、本格的に頑張ってみようかと画策しております。

その一環として、裏話ブログを始めてみた次第です。これからサイト運営をする人に少しでもお役にたてればと思っております。

 

PressPlatinumをなぜ始めたか

IT界隈の友人が増え、ITで起業する人が周りにちらほら出始め、ITのセミナーなんかにもちょいちょい顔を出すようにしていると、もっと知られるべき!と思うようなサービスがたくさんあるなぁと思いました。また、新しい情報を知るのは好きなものの、facebookでシェアをするのもなかなか力不足な感じがあり、もっと多くの人に知った情報を広めていきたいなと思うようになりました。

昔、アメブロでブロガーしていましたが、芸能人が入ってくる前はアメブロでランキング上位になれば賞金が貰えるみたいなこともありましたので、せっせと記事を書いて、読者申請をして、コメント周りをして、ランキングを上げる努力をしていたのです。しかしアメブロ側のだす広告がどんどん増えていき、なんともカオスな状況になりました。

その中で、もう一度、ちゃんとした形でまじめに記事を書いていけたらいいなと思うに至り、PressPlatinumを始めました。

 

PressPlatinumをどうしていくのか

しかし、始めただけでは、アクセスが無い状態ですので、紹介するサービスへのインパクトもほぼ皆無。それでは意味がないということで、SEO強化をはじめることにしました。そして、アクセスが増えていけば、プレスリリース配信に対して課金するモデルも成り立つのではないかと思っております。

とはいっても、当初はメディア力もないので、独自でプレスリリースを配信依頼されることもないでしょうし、受信したいという方もまぁなかなかいないと思います。まずは既存の企業の公式のプレスリリースをチェックして周辺情報も含めてまとめ上げて配信していきアクセスを伸ばすということに専念をしています。

最終的には、企業が公式としてセルフでプレスリリースを配信し、自動で各種メディアに送付する媒体になっていけたらベストだと思っております。大手プレスリリース配信サイト、@PressさんやPRTIMESさんやValuePressさんはプレスリリース1本配信3万円という横並び状態になっています。無料でプレスリリース配信できるサイトや無制限で月額1万円で配信できるサイトもあったりはします。しかしリステイングで集客しているサイトが多く、それにより、コストが下げられていない状況があると思い、SEOで自力で集客する方法で攻められればと思っております。

 

PressPlatinumはどうやって作ったのか

プレスリリースやニュースを配信してサービス認知を広めたいと考えている企業と、先端のニュースを閲覧したいと考えている人に対して、自分のスキルとしてどのような情報配信ができるだろうか・・・と検討するところから始まりました。

そもそも、このサービスはとある起業モデルを作っていく合宿にノープランで参加するところから始まっています。その中で、自分史を遡り、提供できる価値を考え、ペルソナを設計し、事業計画を簡易に立てるということを一泊二日で行ったことをきっかけに作ることになりました。

2016年9月24日~25日に合宿があり、帰宅後ドメインをとり、レンタルサーバーを借りて、翌日から仕事後に作り始め、9月29日に初回の記事をあげることができました。スピーディにいろいろことが進んだのはネット上にノウハウをたくさん上げていただいている方々のおかげということにつきます。

今後はそのいろいろ教えていただいたブログなどを紹介していくことで、他の人がスムーズにサービスインできるようにしていければと思っています。

 

PressPlatinumを作り始めたのはミニ四駆が好きだったことから

私自身、かなりブランクはあるもののエンジニア出身ということもあり、作れるスキルは持ち合わせていました。しかし、企画するのが好きだというこだわりから抜け出すことができず、そのような仕事を追い求めてきました。結果として、SEOの知識や企画の知識、プロモーションの知識などある程度身についてはいましたが、自分でやるなら何をしたいかと考えた時に、よくわからず悶々としていました。

その中で、合宿の自分史を振り返っていく中で、自分の好きな時間は結局モノづくりの時間なのかもしれないと気づくにいたりました。小学校の時に熱中していたのはミニ四駆を組み立てることでした。

ミニ四駆WEBサービスというのは、まったく異なるようでいて、実は似たものなのかもしれません。

 

WEBサービスミニ四駆の類似点

ミニ四駆

購入してきたパーツを組み立てて、完成させて、

走らせて、勝負して、負けても作り変えて、強くして。

また走らせて、勝負して。

時にはデザインを凝ってみたり、技術を勉強してみたり。

 

WEBサービス

サーバーを借りて、ドメインを取得して、HTMLやCSSや時にはPHPを書いて、

記事を書いて、完成させて、

運営してみて、他社サービスとSEOで勝負して、

負けても作り変えて、サービス強化して。

運営を続けてみて、SEOで勝負して、SNSも駆使して勝負して。

時にはデザインを凝ってみたり、技術の勉強をしてみたり。

 

ーーーそう、結局どんな物事にも言えるのかもしれませんが、

何かを作ってPDCAを回して、自分とモノやサービスを強化して、

他社に勝っていくことには変わらないと思うのです。

 

このような思考の元で、サービスを拡張させていく様を

包み隠さずオープンにしていきたいと思います。

今回は具体的な話には言及しませんでしたが、

ぜひ、今後に期待していただけるようでしたら、

はてブしていただいたり、シェアしていただけると嬉しいです。

今後もよろしくお願いします。